【保険は使える?】口臭専門外来での治療の流れと値段は?

今回は口臭専門外来でどんな治療を受けれるのか?そして口臭検査や治療の費用や期間ってどのくらいかかるかなど説明を行っていこうと思います。

この記事を読むことで以下のことが明確にわかるようになります。

  • 口臭専門外来って何?
  • 口臭専門外来での治療と値段が知りたい
  • どのくらい通ったら口臭って治るの?

中々全てを説明しているサイトは少ないかと思いますので、少しでもわかりやすく説明していこうと思っていますので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください!

目次

口臭専門外来って何?

まず口臭専門外来とは『口臭についての知識が有り、口臭に特化した検査機器や口臭治療法・口臭ケアグッズを備えている歯科医院』ということになるかと思います。

普通に開業している歯科医院だと、口臭検査の機器や口臭ケアグッズなど取り扱っている場所は結構少ないです

ですから口臭に悩んでいて、『どこか歯医者さんにいこうかな?』と思って、近所の歯科医院に行っても口臭検査の機器がないことが多いです。

しっかりと事前にホームページを確認して、口臭検査ができるところなのか?を確認いていただく必要があります

クリアブレス先生

意外と口臭の検査機器が備わっている歯科医院は少ないんですよね。
しっかりネットで調べてから予約しましょう!

口臭治療の流れ

口臭専門外来とは何か?がわかったところで次は治療の流れについて説明していきます。

大まかな流れは以下の通りになります。

  1. 口臭検査:原因の特定をする
  2. 口臭治療:原因に対して正しい処置をする
  3. 再評価:口臭が治ったかの再評価をする
  4. 口臭予防:今後再発しないよう予防法を提案する

大体は上記の流れに沿って治療が進んでいく流れになります。

ここからは細かく1つ1つの流れを説明していきます。

①口臭検査:原因の特定をする

口臭治療をするにあたって何が原因かを知る必要があります。

まずは色々な検査を使って口臭の原因を特定していきます。

歯科医院で行う検査の種類や値段について細かく話していこうと思います。

この検査の段階で口の中が原因ではない場合があります。(大半は口が原因
その場合では歯科医院では治療できないため、内科、耳鼻咽喉科など他の科を進める場合があります。

問診

【値段】初診・再診料に含まれる
【場所】全ての歯科医院
【内容】体の状態や、歯ブラシの回数、フロスの使用の有無、喫煙歴、飲酒の有無、食生活など口臭に関連することを口頭で聞いていく検査方法です

意外と口臭に悩んでる方で『フロスを使ってない人』や『水分を全然取ってない人』など、ご自身でやらないといけないことを出来ていない方がいらっしゃいます。

まずはその人の口臭知識がどのくらいあるのかをここで見極めます

歯科医院での初診料と再診料の料金は?

歯科医院では初診料が約800円、再診料が約200円かかってきます。

視診

【値段】初診・再診料に含まれる
【場所】全ての歯科医院
【内容】口の中の状態を見る検査方法です。

検査項目は虫歯の有無、歯茎の腫れ具合、歯茎の色、舌の状態、口腔粘膜疾患の有無などがあります。

口の中を見た段階で、明らかな歯周病や虫歯があった場合、口臭検査をしてもあんまり意味がないので、そこに対しての処置に進んでいくケースもあります

ご自身で気になる場所が特定してある場合は、診てもらう前や診てもらってる途中でも言ってもらえると歯科医師としては助かります。

レントゲン検査

【値段】保険適応で約1500円
【場所】全ての歯科医院
【内容】上記にあるような大きいレントゲン写真や、小さい写真を撮り検査を行う方法です。

虫歯の有無と大きさ、歯周病の進行具合、つめ物やかぶせ物の適合状態を確認する検査方法です。

仮に大きな虫歯、重度の歯周病、適合不良のつめ物があった場合、強い口臭の原因になります

歯科のレントゲンのひばく量って安全なの?

安全です。
大きなレントゲンで0.03ミリシーベルト、小さいレントゲンで0.01ミリシーベルトと言われてます。

国が示している安全な基準値を超えるには、年間に小さいレントゲンを2000枚取らなければ超えないと言われてます

今まで心配だった方も安心して歯科医院でレントゲン写真を撮ってもらってください。

レントゲン写真ってどのくらいの頻度で撮ればいいの?

歯科医院で定期検診を受けていても、クリーニングや歯石とりとレントゲンは撮らずに視診で虫歯のチェックをするケースは多いです

なるべく歯科医院側からお声がけはするようにしてはいますが、最低でも2年に1回くらいはレントゲンを撮ってもらって虫歯チェックをしてもらいましょう

歯周病検査

【値段】保険適応で約1000円
【場所】全ての歯科医院
【内容】歯周ポケットの深さを測って、歯周病の進行度を調べます

歯周ポケットが深ければ深いほど歯周病が進行していることを示します。

口臭の原因で1番多いのは歯周病になります。
歯周病が進行している方で歯周病の治療を行ってない方は必ず強い口臭があります。

官能検査

【値段】初診・再診料に含まれる
【場所】全ての歯科医院
【内容】歯科医師が実際に患者さんの口の臭いを嗅いで判断する方法です。

とてもアナログな方法ですが、僕ら歯科医師は歯周病の匂いや、磨けてない人の匂いなどはすぐにわかります

口臭検査

【値段】病院ごとに違うが、基本自費(無料のところから数万かかるところまで色々あります)
【場所】口臭検査機器がある病院
【内容】揮発性硫黄化合物といわれる成分を検出して、口臭の度合いを調べる方法です。

基本的には数字で出てくるので、客観的にどのくらいの口臭があるかを判断できます

②口臭治療:原因に対して正しい処置をする

ここまでで口臭についての検査を行って、ある程度原因を把握できたと思います。

ここからはその原因に対しての治療を行っていく形になります。

口臭専門外来で特定できる原因に関しては以下のものに分けられます。

  • 生活習慣
  • 口腔清掃不良
  • 虫歯
  • 歯周病
  • つめ物・かぶせ物の適合不良

上記の原因別に治療法を提案していく形になりますので、具体的に治療方法について説明をしていきたいと思います。

生活習慣

【値段】初診・再診料に含まれる
【場所】全ての歯科医院
【内容】口頭での指導

様々な生活習慣で口臭は発生すると言われています。

生活習慣の乱れにより、唾液の分泌量が減り口の中の乾燥を起こす場合や、胃腸があれて口臭の原因になる場合などがあります。

喫煙について

・タバコを多く吸う方は口臭が強くなると言われてるので、禁煙指導を行います。

・喫煙すると口腔乾燥により口の中の細菌が増殖しやすくなるため、口臭が強くなります。

飲酒について

・ほどほどの飲酒であれば全く問題はないですが、飲酒量が多いと胃腸が荒れやすくなり口臭が強くなるため、飲酒量を減らすように指導します

1日に取る水分量について

唾液の成分は純粋な水です。

・1日の摂取する水の量を1.5-2ℓ飲むように指導します

口腔清掃不良

【値段】初診・再診料に含まれる
【場所】全ての歯科医院
【内容】実際に歯ブラシなどを使いながら指導

意外と口臭で悩んでる方の中には、口腔ケアが全然できてない方がいらっしゃいます。

まずは歯ブラシ・フロス・歯間ブラシなど、使わないといけないものは必ず使ってもらって、ご自身での家でのケアをできるように指導します

この口腔ケアができても尚口臭が気になる方は他の原因を探っていく形になります。

口腔ケアができることは全てにおいて基本中の基本。
まずは口腔ケアの仕方を完璧に学びましょう!

虫歯

【値段】虫歯の程度によって変わる(下記参照)
【場所】全ての歯科医院
【内容】虫歯を削り、詰め物をつめる

虫歯は磨き残しがあったりすると、そこから虫歯ができて歯に穴があきます

その穴に物が挟まると普通の口腔ケアでは汚れが取れずに穴の中で食べ物のカスが腐ります

そうするとそこから異臭を放つので、放っておくと口臭の原因になります。

虫歯の治療は基本的に虫歯を削って、その削った穴に何かを詰めるような治療になります

虫歯は進行具合によってC0からC4に分類され、その進行具合によって治療方法が変わってきます

細かい治療法に関しては、また違う記事でまとめていこうと思います。

虫歯治療の料金は?

小さい虫歯の治療だと1回で終わり、約1000円ほどかかります。

虫歯が大きいと2.3回かけて詰め物を作り、計5000円ほどかかります。

神経まで虫歯がいっていると4.5回かけて被せ物を作り、計10000円ほどかかります。

歯周病

【値段】治療によって変わる(下記参照)
【場所】全ての歯科医院
【内容】歯ぐきの表側、内側にある歯石を取り除く

歯周病が進行していくと口臭は増していきます。

日本人は口腔ケアに対しての関心が海外に比べると著しく低いと言われていて、成人以上の方の80%以上の方が歯周病に罹患していると言われています。

大体の人は多かれ少なかれ歯周病には罹患していると考えて定期検診に通っていきましょう。

歯周病治療の料金は?

一般的にクリーニングと言われるものは、約1500円ほどかかってきます。

SRPと言われる歯ぐきの中の歯石とりは1回につき約1000円かかります。

つめ物・かぶせ物の適合不良

【値段】かぶせ物の種類によって変わる(下記参照)
【場所】全ての歯科医院
【内容】つめ物・かぶせ物をやり替える。

つめ物・かぶせ物はあくまで人工物です。

※以下まとめてつめ物とかぶせ物を補綴物と表現させていただきます。

歯と補綴物には必ず段差というものがありますが、その段差というのは何も治療していない歯に比べると汚れが溜まりやすく、虫歯や口臭の原因になりやすい場所になります

虫歯になり段差が大きい補綴物はしっかりとやり替えることで健全な状態を保つことができます。

補綴物の料金は?

つめ物とかぶせ物で料金は変わってきます。

つめ物の銀歯は約4000円ほど、かぶせ物の銀歯は約6000円ほど。

つめ物のセラミックは約3-7万ほど、かぶせ物のセラミックは約5-15万ほど。

セラミックにも種類があり、それによって値段が変わります。

③再評価:口臭が治ったかの再評価をする

再評価に関しては、①で行なった検査項目で、引っかかったものをもう1度行っていきます。

ある程度患者さんの満足度を得られるくらいに改善していれば、あとは再発しないように予防に移行していきます

クリアブレス先生

患者さんによって改善した時の満足度は違います。
ご自身が気になっていれば、思い切って質問はしていこう!

④口臭予防:今後再発しないよう予防法を提案する

患者さんの満足するくらいまで口臭がなくなったら、あとは再発しないように予防をしていく必要がある。

1度口臭が気になったくらいの口の中の問題が起きたということは、また繰り返し起こってもおかしくないからです

口臭の再発を予防するためには以下の3つが重要ですので、細かく説明を行なっていきます。

  • 自宅で口腔ケアをしっかりと行う
  • 定期検診で虫歯・歯周病予防を行う
  • 口臭ケア専門のアイテムを使用する

自宅で口腔ケアをしっかりと行う

これが1番大事といっても過言ではないです。

やはり毎日のケアを怠ればすぐに口臭は再発してきます。

特に歯周病の人は汚れが蓄積すると、そこから細菌の繁殖するスピードはかなり早いため、すぐに口臭が再発してしまいます

こちらの記事に正しいケアの方法が書いてますので、合わせて読んでみてください。

歯科医院での定期検診で虫歯・歯周病予防を行う

3.4ヶ月に1回は必ず歯科医院で歯石とりを含めたクリーニングを行いましょう。

歯石は1回ついてしまうと歯ブラシなどでは取れません。

定期検診は歯石を取って歯周病予防をするためだけではなく、専用の機器を使って歯の表面をツルツルにするため歯自体に汚れがつきにくくなります。

1年に1度くらいはレントゲンを撮ってもらって虫歯のチェックもしてもらいましょう。

口臭ケア専門のアイテムを使用する

口臭ケアグッズは効果のあるものは結構存在してます。

今後レビュー含めながら紹介もしていければと思います。

オススメのマウスウォッシュや歯磨き粉など様々ありますので、もし気になる商品などあればtwitterのDMなどで気軽に聞いてください!

口臭専門外来で受けれる治療

ここでは少し専門的な治療について話していこうと思います。

今までの治療方法でもだいぶ口臭は改善していくのですが、ここから紹介するプロフェッショナルケアによって、更に口臭は改善しやすくなります

プロバイオティクスタブレット

口の中の細菌叢を整えてくれるタブレットになります。

口の中の口臭は主に虫歯菌や歯周病菌の悪玉菌が原因です。

タブレットにて善玉菌を入れることにより、悪玉菌を減らして口臭の原因を除去できます

3DS(Dental Drug Delivery System)

自分の口の中に合うマウスピースを作り、そこに薬剤を入れて口の中で装着する方法です。

長時間殺菌成分の入っている薬剤を浸透させることによって、虫歯菌や歯周病菌を除去します

基本的には自費診療になるのと、取り扱っている歯科医院は少ないのがデメリットです。

終わりに

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

どうでしたか?

口臭専門外来での治療と言っても、割と一般歯科でもできることは多いんです!

しっかり原因を追求して、そこに合った治療をして、ケア用品を使うことで口臭は治ります

口臭で悩んでる方が少しでも減ってくれたらなと思っています。

また次の記事をお待ちください!

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