こんにちは、今回も記事を見ていただいてありがとうございます。
皆さんからのコメントやtwitterでの反応のおかげで記事を書くモチベーションになってます。
今回の記事は歯ブラシ含めた口腔ケアの方法を完璧にまとめていこうと思っています。
- 口腔のケアのタイミングは?
- 歯ブラシ以外の補助用品って何があるの?
- 歯ブラシやフロスなどの正しいやり方がわからない
このような疑問を持っている方は、この記事を読んでください。
必ずためになる情報が載っているはずです。
口腔ケアって何?
口腔ケアとは口の中のケアのことを言います。
もちろん歯ブラシも口腔ケアをする上で大事な道具になりますが、歯ブラシだけでは汚れは落としきれません。
そこで色々なアイテムを使って口腔ケアをしていくのが大事なんです。
主に歯ブラシ、電動ブラシ、フロス(糸ようじ)、歯間ブラシ、タフトブラシ、洗口液、舌ブラシなどのアイテムが挙げられます。
まず口腔ケアってどのくらいの時間をかけていますか?
1日に5分ほどしか取ってない方も沢山いるかと思いますが、全ての口腔ケアの方法を知っていたら、5分で口腔ケアをすることなんて出来ません。
日本人は他国に比べて口臭が多いと言うデータがありますが、それがこの口腔ケアの方法だったり、ケアの時間だったりが関わってきているのです。
まずはその辺の基本的な口腔ケアの常識を抑えていきましょう!
口腔ケアの必要性とは?
まずなんで口腔ケアが必要かと言うと色々な理由がありますので、箇条書きにまとめていきます。
- 虫歯・歯周病の予防
- 口臭予防
- 全身疾患の予防
このような3つの理由があるので、1つ1つ分かりやすくまとめていきます。
①虫歯・歯周病の予防
歯ブラシなどのケアをしっかり出来ていないと、磨き残しの中にいる細菌によって、虫歯ができたり、歯周病が進行したりします。
磨き残しが多くなる部分は?
噛み合わせの溝の部分、歯と歯の間の部分、歯と歯ぐきの境目の部分、この3つが汚れの溜まりやすい部分と言われています。
更に被せ物など1回治療をされてる歯は、被せ物や詰め物の境目に汚れが溜まりやすくなります。
②口臭予防
磨き残し=食べ物の残りカスになります。
もちろん口の中にずっと食べ物が残っていれば、それが腐って匂いの原因になります。
特にフロス(糸ようじ)をやってない方は口臭が強く出ている可能性が高いので気を付けましょう。
③全身疾患の予防
当たり前なのですが、口の中の食べ物は食道を通り、胃を通り腸へいきます。
これは食べ物だけではなく、口の中で繁殖した細菌も全身へと流れていくことになります。
現在問題として注目されているのが、歯周病と全身疾患の相関関係です。
大量の歯周病菌が口の中にいる状態だと、全身を巡り糖尿病や心筋梗塞や脳梗塞のリスクが上がるといわれています。
口の中だけでなく、全身の問題って考えると口腔ケアをしないといけないなって思えるよね
口腔ケアの回数とタイミング
まずは回数ですが、朝昼夜の3回やるのがベストですが、正確には食後に行うのが正解になります。
例えば1日に2食しか食べない方は2回で大丈夫です。
口の中に食べ物のカスが滞在する時間をできる限り短くすることが重要です。
食後すぐは歯磨きしない方がいいって聞きますが、それはどうなんですか?
基本的にはすぐに歯磨きを行なって大丈夫です。
ただし例外もあって、炭酸などの酸性の強い飲み物を飲んだ後など、酸っぱい食べ物を食べたあとは、水でゆすいで30分くらい空けてから歯磨きを行いましょう。
そこまで心配することはないですが、酸性のものに晒された歯は弱くなっています。
すぐに歯ブラシをすると少しずつ削れやすくなると言われています。
歯磨きの正しいやり方
まず口腔ケアの中で1番大事なのは、この歯磨きのやり方です。
歯磨きのやり方にも色々あって、歯の位置や歯の状態によって色々磨き方を変えないといけません。
スクラビング法
これはよく皆さんが行なっている横磨きと言われるものになります。
歯の表面の汚れを取るために使われる磨き方です。
細かく動かし、1本1本丁寧に磨くように心がけます。
歯の表面だけではなく、裏側などもこの方法で磨くことができます。
バス法
歯ぐきに対して45度の角度をつけて歯磨きをするやり方です。
主に歯と歯ぐきの境目に溜まってる汚れを落とすために使う磨き方です。
歯周病予防には必ずと言ってもいいほどやらないといけない重要な磨き方になるので、今までやったことない方はやってみてください。
歯磨きのコツ
歯磨きをする時に注意をしないといけないことがいくつかあります。
- 歯ブラシの持ち方はペングリップ(ペンと同じ持ち方)で持つ
- 大きく動かさないで、1本1本細かく動かしていく
- 奥歯を磨く時はなるべく口を閉じて歯磨きをする
上記の方法を少し細かく解説していきます。
①歯ブラシの持ち方はペングリップで持つ
歯磨きの際はペンを持つ時の持ち方で磨くと良いと言われています。
理由としては、そのまま握ってしまうと力が入りすぎてしまい、歯ブラシによって歯が削れてしまうリスクがあるからです。
僕個人としての意見なのですが、歯ブラシに力が入りすぎないようにすれば、他の持ち方でも大丈夫だと考えています。
②大きく動かさないで、1本1本細かく磨いていく
歯磨きをする際に大きく動かしてしまうと、上記の○の部分のような歯と歯の間の部分に歯ブラシの毛先が届かなくなります。
1本1本磨くとそれなりに時間はかかりますが、汚れの取れ方もかなり違ってくるので、1本1本丁寧に磨いていくように心がけましょう!
③奥歯を磨く時はなるべく口を閉じて歯磨きする
奥歯の外側の磨き残しがある方はこれを気をつけてみてください。
口を開けたまま磨くと、ほっぺたが緊張してしまって外側に伸びにくくなるため、歯ブラシがあんまり動かせなくなってしまいます。
口腔ケアで使わないといけない補助用品
歯ブラシだけだと口の中の汚れが50パーセントしか取れないと言われています。
ですから以下のアイテムを上手く使って口の中を綺麗にしていく必要があります。
- フロス(糸ようじ)
- 歯間ブラシ
- タフトブラシ
- 洗口剤(マウスウォッシュ)
- 舌ブラシ
- 電動歯ブラシ
一つ一つの使い方やどのような人が使うべきなのか説明していきたいと思います!
フロス(糸ようじ)
【使用目的】 歯と歯の間の汚れをとる
【使用すべき人】 全員
【使用頻度】 出来れば毎食後、最低1日夜1回で良い
【使用する部位】 全体
フロスは歯ブラシよりも大事と言っても過言ではない、絶対に必須アイテムです。
フロスは糸ようじとも言われており、取っ手の付いてるものと付いてないものがありますが、どちらか使いやすい方を使ってください。
歯と歯の間の汚れをかき出すように動かして汚れをとります。
取っ手が付いてない物の方が慣れれば早くフロスができるようになります。
上の図にあるように○の部分の汚れを取り残さないようにしましょう!
ただ出し入れするだけではなく、前後の歯に沿わせるように動かすのが大事!
歯間ブラシ
【使用目的】 歯と歯の下の隙間の汚れをとる
【使用すべき人】 歯ぐきの隙間がある人
【使用頻度】 出来れば毎食後、最低1日夜1回で良い
【使用する部位】 全体
歯間ブラシは、歯ぐきが下がっていて、その隙間に挟まったものを取る道具になります。
歯と歯の間の隙間に入れて汚れをとるのですが、自分に合ったサイズを使用すると、汚れが取れる効率が上がります。
基本的には大体の方はフロスで代用できますが、歯周病の進行した方で隙間が大きい方は歯間ブラシを使った方がケアが楽にできます。
歯科医院で自分に合ったサイズの歯間ブラシを選んでもらおう!
自分に合った歯間ブラシのサイズが知りたいんですけどって言えば基本的にはサイズと使い方を詳しく教えてもらえますよ
タフトブラシ
【使用目的】 届きにくい場所の汚れをとる
【使用すべき人】 親知らずが見えてる人、歯が抜けてる人など
【使用頻度】 出来れば毎食後、最低1日夜1回で良い
【使用する部位】 親知らずの場所、孤立している歯、歯の1番後ろの部分
タフトブラシとは先の尖った形をしたブラシになります。
歯ブラシ同様に各方向から汚れが取れるように歯磨きをしていきます。
歯ブラシでは届かない場所の汚れをとることができます。
洗口剤(マウスウォッシュ)
【使用目的】 口の中の殺菌・消臭など
【使用すべき人】 全員
【使用頻度】 出来れば毎食後
マウスウォッシュは口の中の汚れを流してくれるのと、中に入ってる成分で殺菌や消臭効果など様々な効果のあるものがあります。
うがいをする時に使用します、その際にゆすぐだけではなくて、舌も使い口全体に行き渡るようにしようすると効果が上がります。
ただし、効果のあるものとあんまりないものが二分されるため何を使うかが非常に重要だと思います。
舌ブラシ
【使用目的】 舌苔(舌についてる汚れ)をとる
【使用すべき人】 全員
【使用頻度】 1日1回
【使用する部位】 舌全体
舌ブラシは舌の汚れをとるためのアイテムになります。
上記の画像のような真ん中がくり抜いてあるような形のものと、ブラシ型のものがあります。
仕様用途としてはどちらも変わらないですが、僕個人的にはブラシのものが好きです。
理由としてはどっちも使ってみて、ブラシ型のものの方が柔らかいものが多く、舌に刺激が加わりにくいと思ったからです。
使い方は、舌の奥側から舌をなでるように優しく汚れをとります。
回数は1日1回で、1往復だけ使用するようにしてください。
舌ブラシはやりすぎると舌を傷つけ、逆効果になると言われています。
更に汚れが溜まりやすく、口臭の原因にもなりますのでやりすぎは注意してください!
電動歯ブラシ
【使用目的】 歯の汚れを落とす、歯をツルツルにする
【使用すべき人】 歯の表面の着色が気になる方
【使用頻度】 毎日、1日3回
【使用する部位】 全体
電動歯ブラシは歯ブラシと同様に口の中の汚れをとるアイテムになります。
歯ブラシと比較して、歯の表面の汚れをきれいにする能力に優れています。
その反面歯ぐきのキワや歯並びが悪い箇所など、細かいところを磨く能力は歯ブラシより劣ります。
よって歯周病のひどい方や歯並びの悪い方は電動歯ブラシを使うのは不向きになります。
1番ベストなのは、歯の表面の汚れは電動歯ブラシを使って落とし、細かいところは歯ブラシを使って落とすことですね!
終わりに
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
口腔ケアの全てということで書かせていただきましたが、かなりのボリュームになってしまったため、どんな口の中の場合はこんな風にした方がいいですよーみたいな具体例はまた違う記事でまとめていこうかなと思います。
またわからない言葉だったり、質問などあればtwitterや問い合わせからご連絡ください。
返信で細かく説明させていただきます!
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